国会とは?子供向けにわかりやすく簡単に解説
ブログ管理人の北澤篤史です。
今回の記事では、国会がどういうものなのか、
子供向けにわかりやすく、簡単に噛み砕いて解説していきます。
国会ってどんなところ?
みんなのことはみんなで決める、
という考え方を民主主義といいます。
国民全員が集まるかわりに、代表を選び、
国会で話し合ってもらいます。
国会の主な仕事は、
- 法律をつくる
- 予算を決める
- 条約を認める
- 内閣総理大臣を決める
- 裁判官を裁く
などです。
法律をつくる場合、国会議員や内閣が
法律案を出し、話し合います(審議)。
により法律が成立します。
審議の後、多数決の原理にもとづいて採決をとります。
普通は出席している議員の半分以上の賛成で可決となります。
二院制
日本の国会は、衆議院と参議院の2つにわけられています(二院制)。
それぞれ、人数や任期、立候補できる年齢、選挙区などに
違いがあります。
衆議院は、解散があることや、
参議院よりも任期が短いことから、
参議院よりも国民の意思に近いと考えられています(衆議院の優越)。
衆議院
- 議席数480
- 任期4年 解散あり
- 立候補は25歳以上
参議院
- 議席数242
- 任期6年 3年ごとに半数改選
- 立候補は30歳以上
国会が開かれるのが国会議事堂です。
正面から見ると左右対称の形をしています。
正面から見て、
会期
国会は、1年中開催されているわけではなくて、
一定の期間をくぎって活動しています。
この期間のことを会期といいます。
会期には、毎年1月に招集される通常国会(常会)のほかにも、
必要に応じて招集される臨時国会、
衆議院の解散による総選挙の後に招集される
特別国会などがあります。
通常国会は150日間開かれます。その間に多い時には
100以上の法律が成立します。
証人喚問
国会には、国の政治全般について調査する権限(国政調査権)
があり、証人をよんで証言させることができます(証人喚問)。
証人は、議院証言法によって証言する義務が定められ、
うそをついたりすれば罰せられます。
証人喚問が行われました。
ちなみに参考人招致は、関係者に意見を聞く目的で
行われるものです。
証人喚問とはことなり、義務ではありません。